こんにちは、なんでも自分でやりたがり。
なおぴーです。
今回は3Dプリンターのお話
私はTronxyのXY-2 PROという3Dプリンターを使用しています。
このプリンターamazonで2万円位で購入できる(今は型落ちとなりAmazonでは売っていません)エントリー機の割に、造形サイズも大きく(幅255mm×奥行255mm×高さ245mm)初めての3Dプリンターとしてはもってこいです。
最近ブログをサボり(いや、サボっていたわけでは無いのですが)何をしていたかと言うと。
タイトルにも書いた通り、レザークラフト用のツールスタンドを製作していました。
ベースとなるものはコチラ。
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC01241-800x533.jpg)
100均で売っているペン立てです。
私はダイソーで購入しましたが、同じものがseriaでも購入できるようです。
100均で購入できる箱系は大好きです!
いろいろな形・サイズ・スタイルがあるので用途を考えながら「これも良いな・あれも良いな」と考えるのが楽しくなります。
レザークラフトは棒系のツールが多いので、なんとか使いやすくまとまらないかと考えていました。
市販のツールスタンドもたくさんあるのですが、なかなか高価で大きなものが多いので私が持っているツールだと持て余してしまいそうだったので自作を考えたワケです。
構成を考える
市販のツールスタンドを眺めていると、穴径が何種類かに分かれていて
細い棒から太い棒までがたつきにくい様に作られています。
なので、持っているツールの径を測ってキツキツにならない様に穴径を決めていきます。
まずは「うち棒」から。
バネホックやジャンパーホックのうち棒はほとんどが10mm径(9〜11mm径)
なので、うち棒を立てる穴径は12mmとします。
セットで使用する穴あけポンチは12mmでした。
1カ所だけ13mm径としましょう。(こんな感じで自由がきくのもDIYの良いところですね)
次にカービング用の「刻印」です。
刻印は先端の大きさによってまちまちです。
標準的なべベラB203は5mm径、B701は6mm径
花びらや蝶などの模様は8mm径といった具合です。
また、スーベルナイフは協進エルのMだと11mmなので
12mm・10mm・7mmといくつかの穴径とします。
穴径が決まったので部屋割りを考えます。
今回使用するペン立ては前後に大部屋が2つある形です。
用途ごとに分けるのが使いやすそうなので
手前の部屋をうち棒と穴あけポンチ、後ろの部屋をカービング用にします。
あと、ペン立ての形が形なので
せっかくだから、ひな壇の様に手前を低く奥に向かって順に高くしたいと思います。
3Dプリント用のモデル作成
部屋割りが決まったので、いよいよスタンド部分を設計していきます。
ペン立ての内寸を測って、ぴったりより少し小さくなる様にモデルを作成します。
ぴったりに作りすぎると、誤差で嵌まらなくなりますので注意!
今回は前後・左右ともに1mmずつ小さくしました。
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/2eecc9e734779412dfb5c3faf60fb44f-800x550.jpg)
手前用のスタンド
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/3ec48844cd1c6351f2833670c56b6ae0-800x611.jpg)
奥用のスタンド
いざ、製作!
まずは、3Dプリンターで作ったモデルを印刷します。
今回印刷するものは両方とも8時間くらいかかりました。
参考までに角スタンドの寸法は
手前用:130mm × 40mm × 15mm
奥用:110mm × 40mm × 20mm
基本的に3Dプリンターには寝ている間 or 仕事中にバリバリ働いてもらいます。
戻ってきて確認したら印刷失敗!なんてことも「あるある」です。
いやぁ、3Dプリンターは奥が深い。
3Dプリンターが働いてくれているうちに私はひな壇の準備をします。
ツールが常に当たる部分なので、優しい素材が良いですね。
底面には床革を切って敷きます。
ひな壇にはこれまた100均で買えるコルクを使用します。
コルクはカッターで簡単に切ることができるので、加工性もバッチリ!クッション性もバッチリ!!言うことありません。
組み立て
出来上がったパーツを組み立てていきます。
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC01242-800x533.jpg)
スタンド部分はかなり反ってしまいました。
ABSは難しいですね。(黒はABSしか持っていなかったんです。)
気を取り直して、まずは床革を敷いて階段状に切ったコルクを設置します。
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC01243-800x533.jpg)
その上からプリントしたスタンドを乗せます。
案の定、少し大きめにできてしまい逆にピッタリです(笑)
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC01244-800x533.jpg)
これで完成!
プリントしている時間がとにかく長いのですが、実作業はたかが知れています。
完成形はこんな感じです。
![](https://naop-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/DSC01245-800x533.jpg)
なかなかコンパクトにまとまったと思います。
満足。
3Dプリンターで作ったまとめ
ツールスタンドを用意するのに、様々な手段がある中
今回はあえて3Dプリンターでの自作を選びました。
自作の良いところは、先にも述べた様に自分の思い通りの形にできるところ。
木で作っても良いのですが、3Dプリンターにはメリットもあります。
作ったモデルを小変更することで、気軽に模様替えをすることができるという点です。
応用が効くところはデジタルの良いところですね。
値段的な敷居が下がっているので、あなたもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今後は3Dプリンターについても記事を上げていきますので、よろしくお願いします。
ここまでお読み頂いてありがとうございました。
これからも、あなたにとって有用な情報を発信していきます。
それでは、良いDIYライフを!!
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