こんにちは、なんでも自分でやりたがり。
なおぴーです。
今回は3Dプリンターのお話
私はTronxyのXY-2 PROという3Dプリンターを使用しています。
このプリンターamazonで2万円位で購入できる(今は型落ちとなりAmazonでは売っていません)エントリー機の割に、造形サイズも大きく(幅255mm×奥行255mm×高さ245mm)初めての3Dプリンターとしてはもってこいです。
最近ブログをサボり(いや、サボっていたわけでは無いのですが)何をしていたかと言うと。
タイトルにも書いた通り、レザークラフト用のツールスタンドを製作していました。
ベースとなるものはコチラ。
100均で売っているペン立てです。
私はダイソーで購入しましたが、同じものがseriaでも購入できるようです。
100均で購入できる箱系は大好きです!
いろいろな形・サイズ・スタイルがあるので用途を考えながら「これも良いな・あれも良いな」と考えるのが楽しくなります。
レザークラフトは棒系のツールが多いので、なんとか使いやすくまとまらないかと考えていました。
市販のツールスタンドもたくさんあるのですが、なかなか高価で大きなものが多いので私が持っているツールだと持て余してしまいそうだったので自作を考えたワケです。
構成を考える
市販のツールスタンドを眺めていると、穴径が何種類かに分かれていて
細い棒から太い棒までがたつきにくい様に作られています。
なので、持っているツールの径を測ってキツキツにならない様に穴径を決めていきます。
まずは「うち棒」から。
バネホックやジャンパーホックのうち棒はほとんどが10mm径(9〜11mm径)
なので、うち棒を立てる穴径は12mmとします。
セットで使用する穴あけポンチは12mmでした。
1カ所だけ13mm径としましょう。(こんな感じで自由がきくのもDIYの良いところですね)
次にカービング用の「刻印」です。
刻印は先端の大きさによってまちまちです。
標準的なべベラB203は5mm径、B701は6mm径
花びらや蝶などの模様は8mm径といった具合です。
また、スーベルナイフは協進エルのMだと11mmなので
12mm・10mm・7mmといくつかの穴径とします。
穴径が決まったので部屋割りを考えます。
今回使用するペン立ては前後に大部屋が2つある形です。
用途ごとに分けるのが使いやすそうなので
手前の部屋をうち棒と穴あけポンチ、後ろの部屋をカービング用にします。
あと、ペン立ての形が形なので
せっかくだから、ひな壇の様に手前を低く奥に向かって順に高くしたいと思います。
3Dプリント用のモデル作成
部屋割りが決まったので、いよいよスタンド部分を設計していきます。
ペン立ての内寸を測って、ぴったりより少し小さくなる様にモデルを作成します。
ぴったりに作りすぎると、誤差で嵌まらなくなりますので注意!
今回は前後・左右ともに1mmずつ小さくしました。
手前用のスタンド
奥用のスタンド
いざ、製作!
まずは、3Dプリンターで作ったモデルを印刷します。
今回印刷するものは両方とも8時間くらいかかりました。
参考までに角スタンドの寸法は
手前用:130mm × 40mm × 15mm
奥用:110mm × 40mm × 20mm
基本的に3Dプリンターには寝ている間 or 仕事中にバリバリ働いてもらいます。
戻ってきて確認したら印刷失敗!なんてことも「あるある」です。
いやぁ、3Dプリンターは奥が深い。
3Dプリンターが働いてくれているうちに私はひな壇の準備をします。
ツールが常に当たる部分なので、優しい素材が良いですね。
底面には床革を切って敷きます。
ひな壇にはこれまた100均で買えるコルクを使用します。
コルクはカッターで簡単に切ることができるので、加工性もバッチリ!クッション性もバッチリ!!言うことありません。
組み立て
出来上がったパーツを組み立てていきます。
スタンド部分はかなり反ってしまいました。
ABSは難しいですね。(黒はABSしか持っていなかったんです。)
気を取り直して、まずは床革を敷いて階段状に切ったコルクを設置します。
その上からプリントしたスタンドを乗せます。
案の定、少し大きめにできてしまい逆にピッタリです(笑)
これで完成!
プリントしている時間がとにかく長いのですが、実作業はたかが知れています。
完成形はこんな感じです。
なかなかコンパクトにまとまったと思います。
満足。
3Dプリンターで作ったまとめ
ツールスタンドを用意するのに、様々な手段がある中
今回はあえて3Dプリンターでの自作を選びました。
自作の良いところは、先にも述べた様に自分の思い通りの形にできるところ。
木で作っても良いのですが、3Dプリンターにはメリットもあります。
作ったモデルを小変更することで、気軽に模様替えをすることができるという点です。
応用が効くところはデジタルの良いところですね。
値段的な敷居が下がっているので、あなたもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今後は3Dプリンターについても記事を上げていきますので、よろしくお願いします。
ここまでお読み頂いてありがとうございました。
これからも、あなたにとって有用な情報を発信していきます。
それでは、良いDIYライフを!!
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