こんにちは、なんでも自分でやりたがり。
なおぴーです。
今回はレザークラフトのお話。
手縫いの練習はしていますか?
手縫いについての詳しい記事はコチラから確認できます。
保存版!【レザークラフト】初めてでも丸わかり!これであなたも手縫いマスター
レザークラフトでは何枚かの革を貼り合わせて縫っていきます。
皆さんは縫い合わせた作品のコバ処理はどうしていますか?
今回は「コバ処理ってなに?」という方にもってこいの内容になっています。
最後までご覧いただければ、あなたもコバ磨きの虜になることうけあいです。
手縫いをマスターしたらステップアップしてさらにあなたの作品を魅力的にしましょう。
準備するもの
貼り合わせた革
保存版!【レザークラフト】初めてでも丸わかり!これであなたも手縫いマスター(平縫い編) で練習縫いしたものがちょうど良いですね。
練習縫いしたものがありません。という方は端切れを2枚貼り合わせて準備してください。
これは縫っていなくても問題ありません。
ただし、コバ処理をする辺は切断面を合わせるように切り飛ばして置いてください。
コバ処理をする前の状態です。
断面がケバケバしていますね。
道具
必要な道具を並べてみました。
この中でも全部が必要なわけではなく
選択するものもあります。
番号の横に記号のあるものは、同じ記号の中から選べば良いです。
また、番号の横に(*)のあるものは無くてもできます。
1:やすり(100均で買えるもので十分です)
2:トコノール
▲ 3:ヘラ付きヘラ磨き
▲ 4:スリッカー
5:塗料皿
6:染料
7:コバ塗りスティック
(※)8:帆布
9:ヘリ落とし
さぁ、準備ができたらレッツトライ!
コバ処理での変化
冒頭にご覧いただいた処理前の状態から、どのように変化するのか!?
ツルツルですね〜
光っていますね〜
ピンボケしていますね〜(申し訳ない)
コバ処理をすることで、断面の強度も増して作品が長持ちするようになりますよ!
コバ処理のやり方
では、いよいよコバ処理の方法です。
今回は3種類の方法を試していきます。
あなたのお好みや作品の性格を考えながら、どれにするか選んでいただければ結構です。
平面磨き
仕上げが平面的になる処理です。
まずは、断面をやすりで整えます。
荒目⇨中目で整えればOKです。
やすりは100均で色々売っていますが
写真のような4面に違う種類のやすりがついたものが便利です。
整えましたら、指で断面にトコノールを少量塗ります。
これを指で塗り広げます。
この時、銀面(革の表面)に付かないように注意しましょう。
銀面に付いてしまうとシミになります。
もし付いてしまった場合は、塗り広げないように拭き取りましょう。
均一に塗り伸ばせたら「ヘラ付きヘリ磨き」もしくは「スリッカー」の平らな面で磨きます。
どこまで磨けば良いかの答えは無いので、ご自身が満足したところで終わりにしましょう。
仕上がりはこんな感じです。
コバの角が盛り上がってきますが、ヘラ等で潰すように擦ればある程度整形できます。
曲面磨き
断面が丸まった形に仕上がる処理です。
まずはヘリ落としを使って、コバの角を落とします。
この時、ヘリ落としを寝かせすぎても立たせすぎてもうまく落とせないので
いらない革などで練習することをお勧めします。
ヘリ落としが終わったら、断面をやすりで整えます。
荒目⇨中目で整えればOKです。
やすりは100均で色々売っていますが
写真のような4面に違う種類のやすりがついたものが便利です。
整えましたら、指で断面にトコノールを少量塗ります。
これを指で塗り広げます。
この時、銀面(革の表面)に付かないように注意しましょう。
銀面に付いてしまうとシミになります。
もし付いてしまった場合は、塗り広げないように拭き取りましょう。
均一に塗り伸ばせたら「ヘラ付きヘリ磨き」のヘリ磨きの方
もしくは「スリッカー」の溝の面で磨きます。
どこまで磨けば良いかの答えは無いので、ご自身が満足したところで終わりにしましょう。
仕上がりはこんな感じです。
ラウンドが付いて優しい感じの仕上がりになりますね。
曲面磨き(色入れ)
コチラは曲面磨きの派生になります。
処理方法も、やすりで整えるところまでは曲面磨きと同じです。
やすりで整えましたら、染料でコバに色を入れます。
まずは、塗料皿に染料を適量取り、説明書きに従い薄めます。
塗料皿は模型店などで購入できますが、何でも構いません。
食器の小皿でも良いです。
その塗料に適当な長さに切ったコバ塗りスティックを漬けます。
この「コバ塗りスティック」私は沼津にあるクラムさんにて購入していますが
名古屋のぱれっとさんでも同じものを扱っているので、クラムオリジナルなのかもしれません。
この、コバ塗りスティック。
漬けても染料を吸いすぎたりしないのでとても使いやすいです。
コバ塗りスティックが染料を吸ったらコバに塗布していきます。
スティックはゆっくり動かすのがコツ(クラムのご主人直伝)ということです。
全体に塗布できたらスリッカーで磨きましょう。
平面磨きも曲面磨きもトコノールを使用していましたが
染料を入れる場合は使いません。
ヌメ革は水分を入れるて磨くことで締まります。
どこまで磨けば良いかの答えは無いので、ご自身が満足したところで終わりにしましょう。
仕上がりはこんな感じです。
一味違う感じに仕上がって、渋くなりましたね。
染料の色を変えることで、またイメージが変わるのでは無いでしょうか。
3種類の仕上げ比較まとめ
全ての処理が終わった状態で比較してみましょう。
平面磨き
曲面磨き
曲面磨き(色入れ)
やはり、磨きを行うと一段と仕上がりがいい感じですね。
特に、艶感が好きです。
皆さんも色々試してみてください。
こういったところに凝るのもDIYの良いところですね。
ここまでお読み頂いてありがとうございました。
これからも、あなたにとって有用な情報を発信していきます。
それではDIYライフを!!
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