こんにちは、なんでも自分でやりたがり。
なおぴーです。
今回はレザークラフトのお話。
2021年4月30日に発売された「Apple AirTag」
便利そうだなと思い購入。
予約開始日に予約して、発売日4月30日に届きました。
シンプルな見た目は結構好きなのですが、キーチェーン等を通す穴とかありません。
なので、早速AirTagホルダーを製作しました。
完成形はコチラ。
1個目の作品ですが、満足な出来上がりです。
肉球感が出ていると思います。
ー 目次 ー
製作手順
肉球ホルダーの製作手順について解説していきます。
デザインスケッチ
まずは手書きでどんなイメージにするかスケッチです。
Apple純正ホルダーもリンゴマークの部分がが顔を出すようなデザインですね。
実はリンゴマークの部分が電池の裏蓋になっていて、回すと外れる仕組みになっているんです。
見た目にも実用的にもリンゴマークの裏蓋は出そうと思っています。
なんとなく描いているうちに「あ、これ肉球みたいになるかも」と思い描いてみたのがこちら。
一緒に写っている黒いテンプレート
これも3Dプリンターで自作したものです。
色々なサイズの円を使ってバランスを確認していきます。
あとは持っている部品の大きさにも影響されてしまうのですけどね。
必須アイテム
- 紙
- 鉛筆
あると便利
- テンプレート:円定規
型紙作り
スケッチで大体のサイズ感が決まったら、型紙を作ります。
型紙は革に切るための線をけがく時に使用します。
私は主にコピー用紙に製図したものを厚紙に貼り付けて切り出します。
工作用紙に直接描いても良いです。
工作用紙は方眼紙になっているので、フリーハンドでも狙った形を描きやすいです。
型紙は外形をけがくだけではなく、穴あけ位置を写したりするのにも使用するので
印を入れたい部分は前もって穴を開けておきましょう。
必須アイテム
- 紙
- 鉛筆
- 消しゴム
- 定規:私は15cm / 30cmと描くものの大きさによって使い分けています
- 厚紙 or 工作用紙
- カッターナイフ:OLFAが切れ味も良く、入手性も良いでしょう
- カッターマット:A4の大きさはあった方が良いです。(欲をいえば[A3][A2]大は小を兼ねる)
あると便利
- 円切りカッター:コンパスの様に回して円状に切れます
- くじり or 丸ギリ:中心等をマーキング
- 穴あけポンチ:小さい穴はポンチで綺麗に開けられます
革の裁断
型紙が出来上がったら、いよいよ革を裁断していきます。
この様に、型紙を革の上に当てて
『くじり』や『丸ギリ』でけがいていきます。
必要な線をけがくと、この様に痕がつきます。
ちなみに、この写真はオイルアップした状態です。
※オイルアップ:艶出し・保湿を目的とした油分塗布のこと
これを、カッターナイフや革包丁を使って切り出していきます。(ごめんなさい工程写真はありません。)
必須アイテム
- くじり or 丸ギリ
- カッターナイフ:使い慣れたもので構いませんが『刃は常に状態良く』
- カッターマット:小さいものより大きいものを
- 穴あけポンチ:ボタンスナップやハトメを付ける穴を開けるために必要です
あると便利
- カッター用定規:刃が当たる部分に金属のプロテクターが付いています
- 革包丁:直線切り、曲線切り、押し切り なんでも対応できます
- 円切りカッター:型紙と同様に穴あけする際に便利です
手縫い
切り出した革を縫い合わせていきます。
保存版!【レザークラフト】初めてでも丸わかり!これであなたも手縫いマスター
必須アイテム
- ひし目打ち:2本目、4本目の2本あると直線・曲線に対応できます
- ハンマー:100均で売っているもので十分です
- 縫い針:レザークラフト用の先端が丸くなっているものを準備しましょう
- 糸:色や質感などあなたの好みで選んでください
- ハサミ:縫い糸を切るのに必要です
- ボンド:縫い合わせ前のしつけとして・糸の端末処理に
あると便利
- ライター:ナイロン系の糸を使う人は端末仕上げに使えます
装飾
肉球ホルダーに使用している加飾品は以下の通りです。
- 二重リング:キーホルダーになる部分
- カシメ(中):指球部分
- バネホック(小):手根球部分
指球部分(カシメ)は縫い合わせてからでも構いませんが
手根球(バネホック)については縫い合わせる前に作業しておいた方が楽です。
※私は、縫い合わせた後に作業したので少し面倒くさかったです。
必須アイテム
- ホック打ち棒:バネホックを取り付ける際に使用します(サイズがあるので注意)
- カシメ打ち棒:カシメを取り付ける際に使用します(サイズがあるので注意)
- 打ち台:ホックやカシメを打つ時に下敷きにする台(一つの台で様々な大きさに対応)
- ハンマー:100均のもので充分です
ボタンやカシメ等は使うサイズによって工具もサイズ違いが出てきます。
準備の際は気をつけてください。
あったら便利
- カシメパンチ:下穴を開けるポンチもセットになっている(先端付け替えで大きさ違いにも対応)
仕上げ
最後にコバの処理をすれば完成です。
コバとは、切断面のことで
切りっぱなしでは見た目が悪くなりがちです。
一般的には『トコノール』という処理剤を塗布して磨きます。
コバ処理の詳しい手順は コチラ
【レザークラフト】こんなにも印象が変わる!コバ磨きのテクニック
必須アイテム
- トコノール:処理剤
- スリッカー:コバを磨く際に擦る棒
あると便利
- 帆布:細かなところも布なので追従性が良く仕上げやすい
- 染料:色によってイメージが変わるので、あると良い
色違い
染料を使えば、同じ革からでも全く印象の違う作品が作れます。
二つ並べるとこんな感じです。
どうです?可愛いでしょ。
あなたの製作欲を掻き立てられたなら幸いです。
違うデザインのホルダーも考えてみようと思います。
ここまでお読み頂いてありがとうございました。
これからも、あなたにとって有用な情報を発信していきます。
それでは、良いDIYライフを!!
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